Blog:羅馬は一日にして成らず -2nd edition-

古墳巡りツアー in 淡輪 vol.12020.10.27

「クルージング付きの古墳巡りに行かないかい?」と古墳仲間に誘っていただき、
子どもに聞いてみたところ二つ返事で「行く!」ということでしたので、参加してみました。
今回の魅力は”クルージング”。未知なる体験であり、海から古墳を眺めるということは、
古代人と同じ視点に立てるのではないかという、実験考古学出身の自分にとっては願っても
ないチャンスでもありました・・・。
待ち合わせは南海本線淡輪駅。なんといいますか、昭和のまま取り残された
雰囲気の(失礼・・)駅でした。しかし、淡輪といえばヨットやらクルージング
やらが楽しめるということは知っていました。
 
メンバーが揃い出発。いきなり民家の庭に入っていく勢いで(許可済み)現れたのは
宇土墓古墳の陪塚。宇度墓古墳は淡輪ニサンザイ古墳とも呼ばれ、
垂仁天皇の第二皇子・五十瓊敷入彦命(いにしきりひこのみこと)の陵墓とされ、
宮内庁管轄。全長約180mで、堺の古墳群ほど注目もされておらず、整備もされていない古墳のわりに、
規模はそれなりにある古墳で、建物がなかった当時は海からよく見えた古墳のはず。
この古墳には陪塚が7基存在したとされ、現在、これらの陪塚は民家と隣接する形で残っているものが多い。



陪塚をいくつか見学した後は、いよいよ宇度墓古墳へ。


 



 

陪塚を見た後に、本家の宇度墓古墳を見るとやはり迫力が違いました。
柵の手前からしか見ることができませんでしたが、それでも存在感が違いました。
つづく
2020.10.27 00:57 | ブログ, 旅行, 淡輪

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