今日は母校にてレバノンから出土しているガラス100数点を、
7時間ほどかけて調査させていただきました。予想以上に多かったのですが、時間も忘れて気が付いたら7時間も
経っていました。試験日ということもあって学生も少なく、調査室には誰もいなかったので、かなり集中できました。
今年はレバノンの調査を断念したということでしたが、シリア情勢の悪化の他にもっと深刻な問題があったそうで、
それを聞いて驚きました。いつも拠点にしている宿舎の近くや、現場に向かう途中の道で爆破テロがあった
そうです。調べてみるとホテル名までは出てきませんが、ティールでそのようなことがあったのは確認できました。
レバノンは不安定な政情の中近東でもまだ安定していたのですが・・・いつまでこの状態が続くんでしょうね・・・
さて、今回のガラス調査の結果をまとめなければなりません。まだ調査は引き続き行われており、
世に出せるのは数年後とのこと。