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『古代ガラスを巡る旅』 – Vitrum Lab.

Books:本の紹介

『古代ガラスを巡る旅』2018.07.11

『古代ガラスを巡る旅』―アンニア街道と北イタリアの博物館から―

 

  • 海田芙柚悸
  • 2018
  • 鳥影社
  • 107ページ
  1. 北イタリアでのガラスの発達
  2. アンニア街道ネットワーク
  3. 街道の敷石・現在の状況
  4. ガラスの用途・用語・技法
  5. 各博物館の作品紹介

vitrum lab.評

アンニア街道とは紀元前2世紀に建造されたアドリア海北岸に沿って走る道路。アキレイアからアドリアまで続く。この街道沿いと北イタリアの博物館が所蔵するガラスを写真付きでたくさん紹介しているという内容。

ローマガラスといえば吹きガラスを思い浮かべますが、本書では紀元前後1世紀ころのリボンガラスやモザイクガラスも多く登場します。これらのガラスは鋳型に色とりどりのガラス切片を並べて型ごと加熱しそれらを熔着させるという手の込んだ技法で、吹きガラスが登場してから急速に減少していくガラスです。流行時期が限られていたため、ガラスの専門書でもあまり多くは登場しませんが、本書では多くのこれら鋳造ガラスが掲載されていて新鮮でした。北イタリアの博物館を巡りたい気分になる一冊。

 

 

 

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コメント(2件)

  1. 海田芙柚悸 > 返信
    好意的な書評をありがとうございます。
    ご指摘のとおり、吹きガラスばかりでなく、様々な技法のローマ時代のガラスを紹介することが目的です。さらには、紀元前の北イタリアのガラスを知っていただこうと、青銅器時代と鉄器時代のビーズも取り上げました。旅のお供に本書を携行していただければ、幸いです。
     
    • shimada > 返信
      海田さま
      著者の方自らコメントいただきありがとうございます。びっくりしました(笑)。
      ローマガラスといえば吹きガラスというイメージをよい意味で裏切った内容で、楽しく読ませていただきました。北イタリアの博物館にも興味が沸き、旅の候補に入れたいと思います。ありがとうございました。

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