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新沢千塚古墳の紺色ガラス皿とスキタイ人 – Vitrum Lab.

Blog:羅馬は一日にして成らず -2nd edition-

新沢千塚古墳の紺色ガラス皿とスキタイ人2020.02.05

NHKスペシャルの『アイアンロード』を見ていた時のこと。
前半部分で、スキタイ文化と鉄製品の関係を取り上げていました。これまでのスキタイ人のイメージ
(定住しない、野蛮)を覆す出土品が多く発掘されており、その中でも鉄製品に着目。その凝った意匠から、
スキタイ人の知られていない側面にスポットを当てるという興味深い内容でした。

気になったのがこのハート型の意匠。

スキタイ文化特有のデザインということでしたが、これをみた瞬間、新沢千塚古墳126号墓出土の紺色ガラス皿を思い浮かべました。

このガラス、今では消えかかっていますが、制作当初は絵が全面に描かれていたことが分かっており、ガラス皿はローマガラスですが、絵はそのデザインから、ローマではなく、後にペルシアで描かれたと言われています。古代からガラスに絵が描かれることはありましたが、たしかに紺色ガラスに描かれていたようなデザインのものはみたことがなかったので印象的でした。事例は他になく、このガラス皿のルーツは未だに不明。

私が気になったのが、その絵にハート型のデザインと馬が描かれていたこと。馬もスキタイ文化の特徴です。スキタイ人はペルシア帝国の北側で活動しており、ガラスも通ったであろうシルクロードも範疇にあります。ただ、スキタイ人が描いたと言うにはこれまた事例がなく、スキタイ人を知ってる誰かが描いたかもしれない。いずれにせよ、この皿とスキタイ人の関係から調査するとおもしろそうです。

というわけで、前半部で気になることがでてきて『アイアンロード』の続きがいまだ見れていない・・・

2020.02.05 08:41 | ブログ

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