ANTRYという雑貨屋さんで目にとめたアンティークなラムネ瓶。
日本のものではありません。
たしかラムネ瓶と言えばこんなエピソードを覚えていました。
ある日本人がラムネ瓶を拾い、その製造方法を研究して独自にラムネ瓶を作りました。
研究に研究を重ねましたが、分からないところが1つ。口の内側に溝を彫ってゴムが嵌めこまれていたのですが、
この溝を彫る方法が分かりませんでした。5年後ようやくその方法を考えつき、ラムネ瓶の国産化に成功しました。
しかし、ある日英国人が彼のものを訪ねてきてラムネ瓶を貸してくれという。気にもかけず貸し出したところ、
これが実はイギリスで特許がとられていたため、特許権侵害だとして彼は捕まってしまいました。ところが、
ラムネ瓶の出来栄えの良さに英国人は権利の主張を取り下げたというお話。
というわけでラムネ瓶と言えばイギリスというイメージがあり、店員さんに尋ねたらやっぱりイギリスから仕入れたそうです。
表面は若干、風化の一種「銀化」が始まっているような感じでした。銀化とはガラスの成分が水などに溶けだして
スカスカの層状になるため、そこに光が干渉して虹のように様々な色が見えるという現象です。
中にはゴミが入っているかと思いきや、多分、口もとの溝に嵌めこまれたゴム栓が中に落っこちたもののようです。
トレードマークに「J」「C」が見られますが、まだ何を意味するのか調べきれてません。
合間をみて調べてみようと思います。