『トコトンやさしいガラスの本』
・・・本書では、私たちに見えるガラスと直接は見えない先端ガラスの両方を紹介します。世の中にどのようなガラスがあるか、どのようにしてつくられ、どんな性質を持っているかを知っていただきたいと思います。思いもよらないはたらきをするガラスがあるということを発見していただけると期待しております・・・
この「トコトンやさしい」シリーズはたくさん出版されていますが、いいネーミングですね。基本から知りたい人はこのネーミングに惹かれます。古代ガラス以前に「ガラスとは何?」を知ろうと購入。レバノンへ向かう飛行機の中でずっと読んでました。
古代から現代の最先端技術にいたるまであらゆるガラスが登場します。どちらかというと理系のお話が多いですので考古学的なガラスの内容に期待している人は期待外れに終わってしまいますが、本当に色んなガラスが登場するので視野を広めるつもりでどうでしょう?普段何気に利用している場所のガラスにも開発の苦労があるということが分かります。トコトンやさしいといいながらも、難しいのですが、内容的には「そういうものなのか~」と軽く受け流す感じで読み進めれます。見開き1ページで話が完結するような構成でどんどん読み進めていけばいいかと。もっと深く知りたければそこから専門書を探すとよいです。
ここで紹介した本は下から選んでご購入いただけます。この本は手に入りにくくなっているかもしれませんが・・・