その名のごとくクロウ(爪)がはえているような形のガラス。ヨーロッパからローマ軍が撤退した後は、ローマ・ガラスの基本的な技術をもとに地方で特徴的なガラスが作られることもあった。このガラスはそのうちの1つでフランク・ガラスの代表作。5~8世紀にドイツで作られた手の込んだガラス。
ガラス作家の杉江智氏の協力を得て取り組みました。
クロウの部分は別ガラスを本体に付け、冷める前にブローすると熱い部分だけに息が入るため、クロウ部分だけが膨らみます。
問題は熱いガラスを付けた後、どのようにして切り離したのか?これについては復元品の紹介のところで後日公表します。
いずれにせよいくつかの実験の結果、今回はハサミを使用することにしました。ハサミの使用についてはまだまだ課題が残っています。