Blog:羅馬は一日にして成らず -2nd edition-

レバノンとガラス 04 発掘Ⅱ(2003年)2013.10.16

雑草を刈っている様子です。

それがすっきりすると ↓ のような感じに。

 

2002年は結局のところ時代が明確な古代ガラスは出土しなかった。
また、出発前に現地にガラス工房がないか探してもらっていたが、
あると聞いていたのに結局どこにあるのかわからないまま帰国となってしまった。

2003年・・・・

翌年の2003年は前年度にガラスについてあまり何もできなかった反省点を活かし、
やるべきことを明確にした。とりあえず出るか出ないか分からないガラスの発掘
だけに期待をするより、自分で動いてみることに。

当時は二連瓶の技法解明に明け暮れていたので(口の作り方が分からなかった)

これが多数出土するシリアに行く
シリアのガラス工房を見学する
職人に二連瓶の作り方を聞いてみる

は必ず実現すると決めて再びレバノンへ。

2003年は前年度の続きのほか、この発掘地区から見つかった地下墓の保存に関わる
調査をN先生中心に行うことになり、 この年から地下墓の調査も加わった。

当時唯一保存学専攻の私が割り当てられた仕事は・・・・

室内の散乱した切り石を外に運び出すこと

・・・・・・・・・・・・

また力仕事だ・・・・・(笑)

地下墓へ続く階段。当時はまだかなりの荒れ模様

 

2013.10.16 01:36 | ブログ, レバノン

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