昨年11月にシュリーマン直筆の資料が発見されたという記事がありました。
いよいよ4月15日から、天理大付属の天理参考館にて公開されるようです。
シュリーマンといえば、子供のころに読んだ本に登場する伝説上の遺跡の実在を信じ、
事業に成功した資金で発掘を行い、その遺跡が実在したことを証明した…というお話で
有名です。
が、今では否定的な意見が多い。そもそもシュリーマンの発掘が捏造だと指摘する声もあります。
しかし当時考古学は宝さがしに近いレベルで発達していなかったという状況であったことを考慮し、
それでも後世へ与えた影響は大きい、 と評価されることもあります。
個人的には、仕事の傍ら、ガラスを研究している身としては、親近感が湧く人です。
ぜひ直筆を拝見したい。