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『ものづくりの考古学』 – Vitrum Lab.

Books:本の紹介

『ものづくりの考古学』2019.02.05

『ものづくりの考古学』

  • 大田区立郷土博物館
  • 2001
  • 東京美術
  • 277ページ
  1. 石器
  2. 土器
  3. 埴輪
  4. 赤彩
  5. アスファルト
  6. 編物・織物
  7. 骨角器
  8. 木器
  9. 鋳造
  10. 講演編

vitrum lab.評

出土遺物には何かをつくる途中の状態のものもあります。石器や木製品、鉄器、ガラスなどの素材別に製作途中の遺物を一同に集めた展示のカタログ。写真資料が豊富で、後半には関連講演の内容がまとめられています。当時の技術を知るには完形品よりも壊れた遺物の方が役立つことが多いが、そんな遺物がうじゃうじゃと掲載されていて、技術研究には今でも参考になります。

前半は写真資料、後半は講演会のまとめという構成ですが、その後半の部分ではいくつかの素材の実験考古学
的な内容が含まれていて興味深かったです。20年近く前の本で、学生の頃に持っていたにもかかわらず、吹きガラスのことが含まれていなかったので今頃になって読んだのですが、それでも得るものはありました。
ただ、実験考古学の難しさは、実験で成功したからといって当時その方法でつくられていたかまでは証明できないということです。非常に具体的に「このような道具でつくることができる」という記載もあって参考になるのですが、やはり実物以上に説得力のあるものではなく、推測の域を出ないということには注意が必要。

vitrum labook

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