『歴史発掘おおさか』2011
大阪府下の45の遺跡が紹介されています。
1.古市鳥飼遺跡 2.私部南遺跡 3.向出遺跡 4.馬場川遺跡 5.ミヤケ北遺跡 6.甲田南遺跡 7.湊遺跡
8.明和池遺跡 9.東山遺跡 10.大竹西遺跡
11.長原遺跡 12.平野馬場遺跡 13.木の本遺跡 14.東郷遺跡 15.小坂合遺跡 16.津堂城山古墳 17.藤の森古墳
18.野中宮山古墳 19.林遺跡 20.峯ヶ塚古墳
21.御廟山古墳 22.旗塚遺跡 23.高宮遺跡 24.喜連東遺跡 25.高安古墳群 服部川支群西舞台 26.飛鳥千塚F支群 三ツ塚3号墳
27.聖塚古墳 28.安威寺跡 29.伊賀南遺跡 30.畑ヶ田遺跡
31.瓜破遺跡 32.梶原寺跡 33.鳥板寺跡 34.和泉寺跡 35.上本町遺跡 36.吉志部瓦窯跡 37.安松田遺跡
38.中崎町遺跡 39.吹田操車場遺跡 40.烏帽子形城跡
41.堺環濠都市遺跡 42.清滝街道 43.食野家邸宅跡 44.箱作今池遺跡 45.旧大阪府庁舎跡
このうち、17の藤の森遺跡と24の喜連東遺跡のページにガラス玉の写真が掲載されています。
特に前者のガラス製勾玉はよく見かける形とは異なり、尾の部分が巻きこむ形になっていて、技法上
興味深い。このガラスは大阪府のHPでも紹介されています。
藤の森遺跡はすでに破壊されていて今は面影はありませんが、出土品は別で保管されています。
大阪府に問い合わせて、これを実物観察させていただくことになっています。
福岡県五反田遺跡から勾玉の鋳型が出土しており、鋳造技術がうかがえますが、この勾玉は鋳造では
なさそうに見えるので、それが確認できれば勾玉にも様々な技法があったといえます。それを見極めるのは
なかなか難しいのですが。
国内のガラスをアポを取って直接みせていただくのは実は初めてです。