Blog:羅馬は一日にして成らず -2nd edition-

翻訳に挑む⑧2015.06.07

ずいぶんと時間がかかってしまったが、最終チェック段階にきました。

翻訳自体は実は終えているのですが、日本人に馴染みのないロンドンの

ストリートでの発掘成果の内容なので、聞いたことがない通りの名前が

バンバン出てきて、しかも本書にある地図に全ての名称が書かれておらず、

それらの確認作業で時間がかかってしまった。

翻訳がいかに大変かが分かりました。多分、英語に達者な人でも、翻訳をするとなると

全く違うパワーが必要です。訳書を読むと、訳し方がうまい人と下手な人の違いが分かるようになりました(笑)。

 

思い立って著者に直談判するところから始まった今回の翻訳活動。

印刷代が出せないものだから、コストを抑えて電子書籍で可能かの交渉。

補助金の交渉。

意味が分かりにくい文章を著者に聞きなおす作業。

そして返事がこないこともしばしば(笑)

アドバイスをして下さっている先生とのやりとり。

これらを普通に働きながらやると体力的にもしんどかったですが、

こうしてようやく最終チェック段階。

これらの経験は非常に自分の糧になりました。

めげずにここまでよく頑張りました。

あとは「はじめに」あるいは「日本語版刊行によせて」的な部分を書かないと。

あともう少し!

 

 

 

2015.06.07 00:00 | ブログ, 翻訳に挑む

コメントを残す