ずいぶんと時間がかかってしまったが、最終チェック段階にきました。
翻訳自体は実は終えているのですが、日本人に馴染みのないロンドンの
ストリートでの発掘成果の内容なので、聞いたことがない通りの名前が
バンバン出てきて、しかも本書にある地図に全ての名称が書かれておらず、
それらの確認作業で時間がかかってしまった。
翻訳がいかに大変かが分かりました。多分、英語に達者な人でも、翻訳をするとなると
全く違うパワーが必要です。訳書を読むと、訳し方がうまい人と下手な人の違いが分かるようになりました(笑)。
思い立って著者に直談判するところから始まった今回の翻訳活動。
印刷代が出せないものだから、コストを抑えて電子書籍で可能かの交渉。
補助金の交渉。
意味が分かりにくい文章を著者に聞きなおす作業。
そして返事がこないこともしばしば(笑)
アドバイスをして下さっている先生とのやりとり。
これらを普通に働きながらやると体力的にもしんどかったですが、
こうしてようやく最終チェック段階。
これらの経験は非常に自分の糧になりました。
めげずにここまでよく頑張りました。
あとは「はじめに」あるいは「日本語版刊行によせて」的な部分を書かないと。
あともう少し!