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『古墳とはなにか』 – Vitrum Lab.

Books:本の紹介

『古墳とはなにか』2020.02.14

『古墳とはなにか』

松木武彦 著
角川選書
2011
254ページ

  1. 古墳があらわれるまで
  2. 前方後円墳を解剖する
  3. 巨大古墳の世界
  4. 古墳文化の衰亡
  5. 世界の中の古墳文化

vitrum lab.評

ざっくり言えば、認知考古学とはホモ・サピエンスに共通の行動や思考パターンを遺跡や遺物からよみとって、そこにどんな動機があったのか解釈を試みる研究方法。この研究方法を古墳研究に用いるとどのようなことが見えてくるかが本書の醍醐味。

ホモ・サピエンス共通の行動パターンを古墳の形状、サイズ、埋葬形態などさまざまな条件から読み取って解釈する古墳研究は非常に分かりやすく面白かったです。
一方、この研究方法の詳細は分かりませんが、パターンから読み取る研究方法のため、分類の定義が変われば解釈も大きく変わる可能性があるように思われ、定義付けは慎重でないといけない。例えば全長何mから巨大古墳に分類されるのかなど研究者によって定義がまちまちなことがあるかもしれない。こういう問題点を含んでいると思いますが、大きな枠で日本のみならず世界の中で古墳を捉える視点は面白い。

vitrum labook

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2020.02.14 08:50 | 古墳時代, , 考古学

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