こちらでお知らせもできなかったほど忙しかったのですが、
いよいよ今週土曜日、奈良大学にて毎年行われる保存科学研究会にて発表があります。
午後の部にレバノンでの調査の内容が発表されますが、これに少し関連付けるようにレバノンも含めたガラスの工房についてのお話をしようかと思ってます。
「古代と現代のガラス工房」
というタイトルです。
ガラスの研究は近年特に成分分析が盛んに行われており、そこから製造地、年代、交易ルートなどが明らかにされてきていますが、その一方でガラスを作る技術そのもの-工房、窯や道具、職人など-については分からないことだらけです。これまでの研究でお伝えできることはまだまだ限られていますが、ちょっとばかし古代と現代の工房を紹介したいと思います。
今回発表されるレバノンの調査内容は、私が関わっていたところとは違う、新たな発見についてで、ここからはガラス玉が出土しています。いくつか見ることができそうですので、楽しみにしています。会社の忘年会と重なっているのですが、こちらを優先します(笑)。忘年会は毎年できますが、こういう機会は今だけですし!!
この発表の準備で二日の徹夜をしました。終わったらめっちゃ寝たいと思います。あともう少し~