先日、天理大学付属の博物館「天理参考館」に行ってきました。
「シルクロードを彩る人工の華 古代ガラス」展をみるため。
前回紹介した、製造地を巡る問題が出てきた 円形切子碗を持つ博物館です。
成分の違いは見かけじゃ分からない。見かけは同じなのにガラスの成分は違うとなると
工房による違いなのか、ちょっとした年代の違いなのか・・これは今後面白くなりそうなテーマです。
実は、ここは学生の時に行ったことがあるのですが、私の主たるテーマであるローマ・ガラスがたくさん置いています。
そして二連瓶も。でもやっぱし解説は「2つの筒状容器を熔着させたもので・・・」とある。
私は実物でも写真でも結構な数の二連瓶を見てきましたが、どれ一つ熔着させたものはないんです。
熔着説・・・根強い。
いずれにしても、参考館は見やすく、カタログもあり、そして撮影OKまでのおまけつき。もっとガラス特集をしていただきたい。