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堺市博物館 埋め戻されたガラス – Vitrum Lab.

Blog:羅馬は一日にして成らず -2nd edition-

堺市博物館 埋め戻されたガラス2012.11.20

堺市博物館の常設展にガラスが展示されているので行ってきました。
ここは仁徳天皇陵古墳など周囲にいくつも古墳がある地域で、日本国家誕生の
黎明期を知る上で貴重な場所ですが、宮内庁管轄のため発掘が許されておらず、
まだその実態については詳しいことが分かっていません。

展示されているガラスというのは仁徳天皇陵(5世紀)から見つかったとされるガラスですが
これらは明治に発見されたものの、再び埋め戻されたため、この発見を記録した資料などから推測して
作られた推定復元品です。この記録意外に実際のガラスについて知る由がありません。
記録者は明治時代の考古学者・黒川真頼です。

彼は「硝子製の器二個あり、一つは瑠璃色にて壺の如きもの、一つは白色にて皿のごときものなり」と記しています。

色は逆になりますが、これと同じ組み合わせのものが奈良県の新沢千塚126号墳から見つかっており、
これを基に復元されたのが↓ のガラスです。

 

ガラス碗と皿(復元)(常設展示場)

堺市博物館HPより

新沢千塚古墳出土のガラスでは皿の方が紺色(ペイント装飾痕がある)で、壺の方が透明のカットガラスですが、
実際には黒川氏の記録ではガラスの特徴の記述がないので、カットガラスだったのか、
このような形状のガラスだったのかまでは分かりません。あくまで推定復元です。

他に大塚山古墳出土のガラス玉、ガラス小玉など百舌鳥・古市古墳群から見つかっている
多くのガラス玉も展示されています。それらの多くは 紺色や緑色と決まっていました。

日本のガラスはガラス玉が圧倒的に多く、近年成分分析が盛んに行われていますが、体系的にまとめられたものが
まだないので、比較研究には苦労するところです。発掘状況や成分分析などを1つにまとめると面白い研究書になると
思うのですが。

おまけ

帰りがてら、最近オープンしたニューヨークスタイルがウリのお店に寄ってみました。
Sugared Berries」 (←HP見当たらず、食べログの評価でよければクリックして参考にしてください)

ドーナツは焼きドーナツ。少し高め。ほか、カップケーキ、ワッフルなど。
店内で作っておらず、製造工場がある模様。わけありケーキも販売していました。
工場生産ならば価格設定はやや高めといったところです。

店名と、アメリカンチックな店作りという印象から相当甘いスイーツであることが予想されました。

・・・・が、

食べログで多くの人が書いているようにかなりあっさり(笑)

これなら店の雰囲気変えた方がいいのでは・・・・(笑)

 

2012.11.20 18:18 | ブログ, 博物館へ行こう

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