より大きな地図で イズミル を表示
イズミルへバスで行くためにあらかじめバスチケットを購入。座席も決めれます。
翌日バスに乗り込むも、席に番号がふられておらずどこが予約した席なのかわからん・・
結局適当に座りました(笑)。なんだったんだあの座席表は?
3時間ほどでかなりどでかいバスターミナルに着きました。・・・・がここがどこだかわからない。
ホテルまでの行き方を親切な人が教えてくれ、バス乗り場やら行き先を教えてくれてるみたいなのですが
何を言ってるのかさっぱり。てっきり空港近くのバスターミナルだと思い込んだ私は、それならホテルへ
向かうより、ここから近いギョレジェという街にある(と思われる)工房に先に直接行こうと思い、
タクシードライバーに話しかけました。3人のドライバーに「ガラス工房に行きたいんですけど、知ってますか?」
「〇△◇*+」やっぱりよく分からん。
そこでいざというときのために行きたいガラス工房の写真をネットから探して印刷していたことを思い出し
その写真を みんなに見せました。
「ナザール・ボンジュウ!!」
みんな一斉に叫ぶ。
よくできました!
トルコだけでなく中東でよくみるガラス。それをナザール・ボンジュウといいます↓
この街はガラスで有名なのでしょうか???期待大です。
ってことでスーツケースをタクシーに詰め込みさっそく工房へ。この旅行の醍醐味です。
着いたところは調べた工房とちょっと雰囲気が違っていました・・・・ここなのか?と不安になります。
広い敷地になぜかニワトリや孔雀が。
中から職人さんが出てきました。ムラート氏です。気さくで明るく英語が堪能でようやく話せる人と出会いました
(とえらそうに言ってますが、私は英語が堪能というわけではありません。カタコトと地図とノリと空気を読む力を発揮します)
さっそく作業場を案内していただきました。事前調査では大きい窯に薪の火がボウボウと吹き出し、数人の職人が
ガラス玉を作っているということでしたが、なんと!
なんと
小さい工房なのでしょう。一人がやっと入れるところで、しかも小さな窯で・・・・
不運なことにムラート氏はこの日オフで作っていないといいます。
せめて作業の様子を見れたらと思ったのですが、叶わず。
海外の調査はこういうことがよくありますので慣れていますが残念。
せっかくなので売り場も見せていただきました。一番最初の写真がそれです。
ところせましとガラスが並んでおりました。1日に小さいものだと200個は作るのだとか!
さらに、いろいろとお話を聞きました。
20年前に取り上げられた新聞記事を見て嬉しそうに話して下さいましたが、当時12軒ほどあった工房も
今ではたった3軒しか残っていないそうです。中国製の安価なガラスの流入により、国産のガラスが大打撃を
受けているそうです。日本とよく似たような状況がトルコでも起こっていました。
いろんなお話ができて楽しく過ごし、これだけでも収穫かと思いましたが、タクシードライバーのおじさんが
おもむろに・・・・・
つづく!