「二連瓶」とは試験管を2本並べてくっつけたような形をしているが、本体は1つのガラスで作られています。ローマ時代のガラスには必ずと言っていいほど登場するガラスですが、用途についてはほとんど詳しいことは分かっていない。化粧瓶という見方が主流です。
一見複雑そうに見える形から製作技法も複雑に考えられることが多く、いまなお博物館のカタログなどでは「長く吹いたガラスを真ん中で折る」などといった説明がされることが多いが、そのように作ると多くの点で実物と異なる特徴がでてしまうことが実験によって確かめられています。詳しくはコチラ。
この動画は大学時代に製作したもので、編集が我ながらひどいですが(笑)、製作の流れとしては説明するより見ることで分かっていただけると思います。